

中沢スポーツ教育センター
ctnakazawa.com.br
概要
サンパウロ州アチバイア市に在る中沢スポーツ教育センターは、1993年10月に設立。 アチバイア市は、首都サンパウロより北に70km、クンビカ国際空港より70km。アチバイア市とサンパウロ市を結ぶフェルナンジアス国道は、複線工事が完成し、サンパウロ市、及び国際空港から約一時間となりました。標高は800m、人口約12万人、世界的に環境の優れた街であり、週末、及び休暇には、倍増するほどの保養地・別荘地であり、一年中トレーニングに適した気候であります。3つの病院は、市民の全てをアテンドすることばかりでなく、サンパウロ市等、外からも多く人たちが訪れており、保養・治療するための施設が数多くあります。また、3つの五つ星のホテルがあり、そこで名門プロチームを受け入れ、中沢スポーツ教育センターのグランドを活用して大会前の調整、または選手権試合ためのトレーニングを行っています。既にパルメイラス、サンパウロ、コリンチャンス、サントス、クルゼイロ、フルミネンセ、ゴイアス、ブラガンチーノ等が訪れています。
中沢スポーツ教育センターはアチバイア市の中心から9km、ブラガンチーノの在るブラガンサ・パウリスタ市の中心から12kmのところに位置している。ブラガンサ・パウリスタ市は、人口15万人、素晴らしいキャンパスの中に病院も所有するサンフランシスコ総合大学も在ります。両市には公園内に湖も有し、その周りを走る体力トレーニングも出来ます。アチバイア総合病院と提携しており、治療、及び手術は、全額保険で支払われます。
アチバイア市役所と共に青少年育成の一環としてアチバイア市代表チームを育てる活動及び サッカー教室で地域青少年育成に努力しております。
2014年はサッカーW杯ブラジル大会 2016年にはオリンピックとビッグイベントが続きますが2015年は日伯修好120年を迎えます。修好100周年には東福岡高校、浦和高校、前橋育英高校、東北高校を招き 記念大会をイツー市役所を始め3都市の協力の元に行ないました。東福岡の志波監督が鹿島アントラーズで活躍した本山選手など有望選手を揃えブラジルのプロチームが驚いたことを思い出します。高校生が1年の単位を取得できる制度で最も効果を上げたのが矢板中央高校で常に全国の上位のレベルを保っていることを嬉しく思います。
三冠達成はブラジル研修の成果
東福岡高校
サッカー部監督 志波 芳則
1995年夏、一年生の研修としてブラジルを訪問。 サンベルナルドU16大会、日伯修好100周年記念大会への参加及びサッカークリニックに充実した三週間を過ごした。大会では、グレーミオ他ブラジルのトップクラスのクラブチーム、メキシコ選伐など強力チームと対戦し、本場の洗練されたハイレベルのサッカー体験は新鮮な驚きの連続であった。 また、大会後はブラジルのプロコーチによるクリニックに参加しブラジルの練習メニュー、コーチングを経験できたことも大きな収穫であった。 ブラジル研修では世界のトップクラスのチームとの対戦、ブラジルのトップクラスのコーチに直接指導を受けたことなど、選手たちにとって言葉には尽くせない貴重な体験であったと同時に監督である私自身にとっても多くの示唆を得られた機会でもあった。
この研修は、優れた海外研修プログラムを提供しているCTCジャパンが企画し、ブラジル側はブラジル在住の中沢宏一氏がサッカーを通して日伯青少年の交流と教育を目的として設立された中沢スポーツ教育センターが運営したものである。中沢スポーツ教育センターは、サンパウロから70キロ、気候のよい避暑地として知られるアチバイア市にあり、公式サッカー場4面、練習場4面、80人収容の宿泊施設、フィジカルトレーニング及びメジカル施設、教室、食堂などが完備し、専属のブラジル人プロコーチ陣が指導を担当するブラジルでも最も優れたサッカー研修施設として知られており、この研修でもこのセンターを中止に行われた。 95年のブラジル研修は世界レベルの試合と指導を体験したことで、選手の私自身もより高いレベルのサッカーを目指すきっかけとなったし、その具体的な目標を選手、監督双方が体で感じられたことが重要であったと感じている。
97年のシーズンは幸運にも三冠を達成することができたが、このブラジル研修で得た経験と高い目標設定が大きく寄与したと考えている。
日本のサッカーも近年急速に世界のレベルに近づきつつあるが、より多くの若い世代が常に世界を視野に入れつつサッカーに接する機会を増やすことが出来れば更なる成長が期待できると思う。
日本から受け入れた団体
東福岡高校 (福岡県)、前橋高校 (群馬県)、東北高校 (宮城県)、矢板中央高校 (栃木県)、浦和選抜(埼玉県)、盛岡中央高校 (岩手県)、山形学院高校 (山形県)、鶴岡東高校 (山形県)、日本文理大学付属高校 (大分県)、浦和南高校 (埼玉県) など
KSクラブ (東京)、東東京FC (東京)
チグリー二ョ (茨城)
宮城県サッカー指導者研修団、福島県サッカー指導者研修団
設備
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生徒寮は28室あり、大きさ3x5m、収容人数4名。
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スタッフ寮は個室。(トイレ・シャワー付)
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他に12の個室があり、来客者の受け入れ専用。
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食堂は(40+120)名収容。
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2つの教室は、大きさ10x15mと15x25m。収容人数は各40名。
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ホールは2つあり、一つは400人を収容し、7x8mの舞台も在る。
もう一つのホールには250人が収容可能。
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プールは2つあり、1つは大きさ6x20m、もう一つのプールは4mX8mで、両方とも庭園とシュハスカリア(バーベキュー場)を備えている。
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トレーニングルームは、鏡と筋力トレーニング用器具を備えている。
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物理寮法室には、電気療法,水療法(プール,温熱)、スチームサウナが備えられている。
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全天候用コート(テニス)、大きさ20X10mの砂コート(サッカー、バレー)はゴールキーパーのトレーニングやケガの時のリハビリにも使われる。
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グランドは,中沢スポーツ教育センターの練習、試合時にホームグランドとして使用される2つの公式サッカー場(芝)がある。110x70m 、 98x67m
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40x33mのミニサッカー場には,パス・シュート等の基礎を完成させるためのキック板が備わっている。
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その他の60x34mの芝のミニサッカー場では、練習・レクレーションに使用される。
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治療室、専門洗濯室。